部下への関わり方
真面目で細かい気配りもできるナースを労う
- 師 長:
- Mさん、お疲れ様。今日も忙しそうね。
- Mさん:
- 師長さん、お疲れ様です。
- 師 長:
- 私はいつもあなたの仕事ぶりに感心していますよ。
- Mさん:
- (冗談めかして)本当ですかぁ〜?
- 師 長:
- 本当ですよ。
Mさんは、拒否が多い患者様を談話室まで連れ出し、その場でさっと足浴したり、天気がいい日は患者様を車椅子で外に連れていって爪を切ってあげたり、機会を逃さず患者様のケアができますよね。それは、今までの経験が活きているからなのでしょうね。 - Mさん:
- そうなんでしょうか…
- 師 長:
- 患者様が先日、Mさんが足を洗ってくれた、爪を切ってくれたとニコニコして私に話してくれましたよ。
それを聞いて私もとても嬉しかった。あなたと仕事ができるのを誇りに思っています。 - Mさん:
- (目を見張りボロボロ泣き出して)今まで仕事をしてきてこんな言葉をかけてもらったことがありませんでした。
すごく嬉しいです。師長さん、ありがとうございます!
この事例の師長のアクノレッジメントは、ただ単に褒め言葉をかけるということだけではなく、Mさんの日頃の細やかな看護を十分認めています。そして、師長自身がMさんから与えられた気持ちを「・・・それを聞いて私もとてもうれしかったですよ。あなたと仕事ができることを誇りに思っています」とIメッセージで伝えることで、Mさんの心の中にしっかり残っているのです。


