Vol.8 事実承認
昨年の4月に入職したKさん(入職1年)
特別目立つタイプではないが、どんなことでも積極的に一生懸命取り組むタイプ。
<お昼の食堂にて>
- 師長:
- Kさん、お疲れ様。
- K :
- お疲れ様です。
- 師長:
- 一緒の席に座っていい?
- K :
- はい、どうぞ。
- 師長:
- 最近、調子はどう?
- K :
- 覚えることがたくさんあって大変ですけど、私なりに頑張ってます!
- 師長:
- そうですか。いつも頑張ってくれていますね。Kさん、この病院に入ってきてもうすぐ1年になりますね。
- K :
- そうなんですよ。この1年、とっても早かった気がします。
- 師長:
- 覚えることがたくさんある中で、院内研修に積極的に参加してますね。
- K :
- はい、できるだけ参加するよう心がけています。
- 師長:
- とってもいいことです。患者様との会話も随分うまくできるようになったと思いま すよ。
- K :
- そうですかぁ 師長さんからそう言われると嬉しいです!
- 師長:
- もう少しすると後輩が入ってきます。先輩ナースとして、いろんなことを教えてあげて下さいね。
- K :
- そうですね〜先輩になるんですね。なんかドキドキしますけど、私にできること は何でもしたいと思います。
- 師長:
- お願いしますね。期待してますよ!
- K :
- 頑張ります!!
この事例は、師長が事実承認を使いながら部下の成長と期待を口にしています。
★事実承認
成長や成果(プロセス)を指摘して承認することを言います。例えば「最近、仕事の段取りが良くなったね」「分かりやすい文章が書けるようになったね」とタイミングよく心をこめて褒めれば、十分な事実承認になります。そのことにより部下は喜びや達成感を得ることができるのです。特に新人ナースには、この事実承認を多く使うと機能します。ただし、事実承認をするためには日頃から部下のことをしっかりと見て、知っておく必要があります。


